これには、時間と手間隙と一時的にある程度の資金が必要となります。

狙うのは、厚生労働省の外郭機関、雇用開発協会が窓口となっている『高年齢者共同就業機会創出助成金』です。

内容は、60歳以上の高齢者が3人以上で共同出資(資本300万円以上)して事業を起こし、継続的な就業機会を創出した場合に、事業の創設に要した経費について一定の範囲で助成金が支給されます。

支給額 法人の設立・開業に要した諸経費・・・

1.法人設立に関する事業計画作成経費

2.職業能力開発経費3.設備・運営経費

1.と2.の合計額に3分の2を乗じた額で500万円を限度とした額です。

詳しくは、各都道府県にある雇用開発協会やハローワークに資料があるのでそちらを見ていただくのがよいと思います。

条件面で以前より緩和されたみたいです。

当方、3年ほど前に実践して助成金約200万円程をいただきました。

まず、法人を設立します。

私は60歳以下なので両親と友達の父に役員になってもらいました。

設立経費は上記1.に該当します。大きな出費としまして、

  • 車(自分名義のものを会社名義に変更した)

約100万円

  • パソコン(購入予定でした)

約20万円

  • 出張費(大手旅行会社で旅行券を購入し領収書をもらい旅行券は転売)

約30万円

  • レンタカー代(車購入までのあいだ知り合いから領収書をいただいた)

約15万円

  • 家賃(自宅の一部屋を借りた)

約18万円

いずれも上記3.に該当します。

知恵を絞りできるだけ多く領収書を集めることです。

認められるのは、会社設立後6ヶ月間で要した経費となっています。

当然、事前にチェックされるので、あまりいい加減なものではいけません。